Burton 18-19モデル試乗会に行ってきた!

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Burtonはブランドイベントとして来シーズンの板が試せるBurton Test Rideというのを行っている。2018年3月16、17日に群馬の丸沼高原で行われたものに行って、トリック向けのいくつかのモデルに乗ってきたのでレビューしておこう。

Burton以外はこちらに記載

1.Burton Test Ride Tour

2月の半ばあたりから各メーカーが来シーズンのモデルを発表し始めるとともに、Nextモデルの試乗会も開催され始める。こうした試乗会はショップなどが主催して行うことが多いのだが、Burtonはブランドとして試乗会を開催するという特徴がある。中には他ショップとの合同のものもあるのだがBurtonのブースはオリジナルで規模も大きい。

Burton Test Ride Tourと名付けられたこの試乗会は全国各地で行われる。2018年開催の日程は下記のようになっている。

2月10日(土)~ 11日(日) 野沢温泉スキー場(長野県)
2月17日(土)~ 18日(日) 高鷲スノーパーク(岐阜県)
2月24日(土)~ 25日(日) 瑞穂ハイランドスキー場(島根県)
2月24日(土)~ 25日(月) ジャングルジャングルスキー場(山形県)
3月03日(土)~ 04日(日) めいほうスキー場(岐阜県)
3月10日(土)~ 11日(日) 札幌国際スキー場(北海道)
3月16日(金)~ 17日(土) 丸沼高原スキー場(群馬県)
3月24日(土)~ 25日(日) 高鷲スノーパーク(岐阜県)
3月30日(金)~ 4月01日(日) 苗場スキー場(新潟県)

今回、群馬の丸沼高原で開催されたものに行ってくることができたので、レビューしておこう。

2.Burtonボード試乗レビュー

Burtonは非常にラインナップが豊富ですべての板に乗るのは到底不可能なので、今回は比較的やわらかくて初心者も乗りやすいもの、グラトリやパーク向きのものに絞っていくつか乗ってきた。

また、純粋に板の性能を比較したかったのでビンディングはすべてミディアムフレックスのCARTELに統一している。

ちなみに、筆者がここ最近愛用しているのは011ArtisticのFlat King Limited。148cmという短い板だが、軽くて反発力もありオールラウンドに使えるボード。

2-1.Custom 150

Burton試乗会

Burton試乗会

まず乗ったのは言わずと知れたCustomの150cm!フリースタイル向けオールラウンドボードの標準とも言われ、多くのブランドがマネしようとする人気モデル。

平昌オリンピック銀メダルの平野歩夢選手は長年このCustomを使用していることで有名。ブーススタッフの人の話では「歩夢くん効果でCustomの試乗したがる人が今年はめちゃめちゃ多いんです」とのこと。

毎年人気だが、来期は特に早い段階で売り切れる可能性もあるかもしれない。

Customにビンディングを付けて、持ってみると意外と重たいと感じる!まあ、筆者が普段使用している板が特に軽いというのもあるのだが、少し気になった。


筆者はグーフィースタンスなので右の黄色い丸がある方がノーズ

乗ってみると、とにかくビックリするぐらいの反発力がある!加えて、スピン系のトリックをしようとしたときに、なんとなく板が勝手に回ろうとしている感覚がある。実に不思議だが、思ったように板がコントロールできる。正直、この板を使えば、誰でもプラス半回転くらい楽に回せるような気がする。

滑走性能に関しては選んだ長さが短いというのもあるが、速度が上がると多少バタつく。しかし。ターンの時にエッジの食いつきが良く、キレのあるカービングも非常にやりやすい。全体的に安定感もある。

板の硬さはある程度はある。プレスの時にスタイルが出しやすくはない。その分、反発力を上げているといった感じである。長さが150cmという短めのものを選んだのだが、筆者は身長が175cmなので156cm程度でも別に長くはない。もう少し長いものの方が、扱いやすいかもしれない。

特に目立った欠点は持っていなく、正直驚くほど乗りやすい板なので、人気が出るのも納得である。

2-2.Cutom Flying V 154

次に乗ったのは同じくCutomのFlying V形状のもの。標準のCustomはキャンバー形状になっているが、Flying Vはセンターの部分がV字になっており、いわゆるダブルキャンバーのような形状のもの。

デザインはほぼ同じ。上のCustomで黄色だった部分が青になっているのは、長さが違うものになっているためだろう。

Flyng Vに乗った感想は、非常にバランスが取れているという感じ。他メーカーでも同モデルでキャンバータイプとダブルキャンバータイプを展開しているモデルが多々あるが、ダブルキャンバーの乗り心地はどちらかというとロッカーに近いルーズさを持っていたりする。

BurtonのFlying Vは非常にバランスが取れており、普通に滑っているときはちゃんと両サイドのエッジが噛んで安定感がある。そしてトリックをしたい時にだけ、いい意味でのロッカーのルーズさが出てくる。

反発力はさすがにキャンバーの方がある気はするが、プレスのスタイルはこちらの方が出しやすい。スピンも良く回ってくれる。

正直、Flying Vはあまり期待していなかったのだが、Customの良さを残しつつトリック時にはルーズさが出るという素晴らしい板だった。

2-3.Custom X 154

Customに次いで乗ったのはこれも人気のCustom X!154cmのものである。平昌オリンピックでスロープスタイル金メダルのレドモンド・ジェラルドが使用していた板がこのCustom Xである。

まず、ビンディングを付けて持った感じ、はっきりとCustomより軽い。コアが100gも軽いものになっているためである。

そしてつけてみると、硬い。。。Customよりもフレックス硬めとは聞いていたが、ここまで違うとは思わなかった。

トリックという観点で考えるとプレス系のトリックでスタイルを出すのはなかなか難しいだろう。ノーリーでの高さはタイミングと体重の乗せ方さえつかめればCustomよりもポテンシャルを秘めているのかもしれないが、少し乗ったぐらいでは引き出せそうになかった。

どちらかと言えば、フリーライド寄りの板であり高速時の安定感はかなりある。ただ、なんとなく小半径でのカービングが難しかった。よく見るとサイドカーブの弧の半径がCustomよりも緩くなっているように見える。このためか。ウェスト幅も太い。

高速時の特性は非常に良く、キッカーを跳んだ際、着地の安定感もピカイチだった。

ハードに乗りこなしたい人向けの一本だろう。

2-4.Custom Twin 154

次に乗ったのは、Custom Twinの154cm。特徴としてはツインチップ形状で、ノーズとテールの区別がない。パーク向けの板である。

正直、特筆するべき特徴はあまり感じられなかったのだが、硬さはある程度はある。パーク向けのボードはやわらかいものが多いのだが、そういうわけでもない。

足裏の感覚が非常によく、小技をやるときには操作しやすい印象を受けたが、それ以外ではCustomのほうが明らかにメリットが多い。

板があまり滑らなかったのだが、ワックスのせいなのだろうか?

2-5.Free Thinker 154

最後に乗ったのはFree Thinker。こちらもツイン形状の板である。センターにデッキパッドが貼ってあると思ったら、カタログ上でも貼ってあったため標準で付属しているもののようだった。

デザイン面ではソール面にある黄色いゼリービーンズのようなパターンが、表面の白い部分にもシークレットで入っている。

Custom以外に乗った3つの中では最もCustomに近い乗り心地だった。反発力もあるし回ってくれる感じもした。ただし、Customよりも全体的にルーズな感じでターンの時のエッジの食いつきは鋭くない。

ツイン形状なので、よりトリック面で特化していると言える。

3.改めてマイボード

最後に改めてマイボードに乗ってみる。011ArtisticのFlat King Limited。

こうして他のボードに乗ってみるとよくわかるのだが、この板は非常に軽い。反発力もCustomに引けを取るわけではなく、踏めばちゃんと返してくれる。

ただし、反発の仕方がかなり違う。板が軽いというのが関係しているのかもしれないが、011のほうはかなりクイックな動きとなる。ノーリーでの跳び方、スピンの回転、どちらもクイックに返してくれる。

また、板が軽いためスピードを出した時の安定感はそれほどないのだが、ある程度硬さがあるのでバタつくというわけではない。足との一体感が素晴らしい。

クイックな動きになる分タイミングをとるのも難しいが、慣れれば問題ない。

こうして改めて乗ると、わざわざ他の板を買うこともないように思えてくるほど良い部分が多いので困るな。

4.まとめ

Burtonの18-19モデルの中でやわらかめのものを中心に乗ってきたが、やはりCustomの乗りやすさ、反発力は素晴らしいと実感した。個人的にはもう少し軽くなれば申し分ないのだが、あの乗り心地を実現するのに必要な重量なのだろう。

スタッフの方が言っていたように、平野歩夢効果で来期は大人気となる模様なので気になる場合は早めの予約をおすすめする。

あれだけ性能が良いなら、筆者も1本買っておこうかと思うな。

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