【Ninja1000SX】ブレーキフルード交換

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先日、Ninja1000SXのブレーキフルードを交換してみたので、手順などを記載したいと思う。

1.ブレーキフルード

ブレーキフルードとは、ブレーキをかけるために使用している油圧制御用オイルのことである。

ディスクブレーキは、ホイールに取り付けられ、タイヤと一緒に回転しているディスクを、ブレーキキャリパーが挟み込むことでタイヤの回転を止めてブレーキをかける。バイクではブレーキレバーを握るとブレーキキャリパーがディスクを挟み、レバーを放すと解放される。この制御はレバーとキャリパーをつなぐホースで行われており、レバーを握ると、ホース内の圧力が低下し(引っ張られ)、キャリパーが連動して動くようになっている。

ホース内が空気の状態でも制御は可能だが、空気は伸縮性が大きいので、操作性をよくするためにオイルで満たされている。このオイルがブレーキフルード。

ちなみに、ハンドル上についているブレーキフルードをためておくタンクをリザーバータンクという。

今回はこのブレーキフルードを交換する。

購入してから半年もたっていないので、使用年数的には交換する必要がないのだが、ブレーキフルードは色付きのものが販売されており、デザインをよくするためにこちらに交換する。

Ninja1000SXは、フロント側には標準でスモークタイプのリザーバータンクが使用されているため、色付きのブレーキフルードに交換するだけでかっこいい感じにできそうである。

2.準備するもの

交換するブレーキフルードはACTIVEのブレーキフルード(グリーン)

また、フルード自体に色を付けるのと同時に、リザーバータンクホースの色を透明にすることにした。このホースは、ただの塩ビホースにすると、ブレーキフルードが徐々に染み出して少しずつ減ってしまう。ホースが汗をかいた状態に見えるようになる。

価格はかなり高めだが、TYGONがブレーキフルードに対応したクリアタイプのホースを販売しているため、今回はこちらを購入した。Ninja1000SXの場合、内径Φ8mmのものである。

工具類は、昔購入したデイトナのワンウェイバルブと、ACTIVEのエア抜きポンプ。実質、エア抜きはレバーを握って行うので、この注射器のほうはエア抜き自体には使用しない。

最後に、リザーバータンクのキャップ(マスターシリンダーキャップ)もデザイン性の高いものに交換する。デイトナのPREMIUM ZONEを取り付けることにした。フロント側であれば、NISSIN用のΦ59のものとなる。

3.ブレーキフルード交換

まずは、周りのパーツをタオルやクロスで養生する。ブレーキフルードは、塗装面に付着すると、塗装を劣化させてしまうため、最低限リザーバータンクの周りは養生することをおすすめする。エア抜きの際にブレーキレバーを雑に扱うと、フルードが飛び跳ねたりすることもある。

リザーバータンクのふたを開け、中に入っているフルードを抜き取る。

古くなったブレーキフルードを入れ替えるだけであれば、エアがかまないように(入らないように)多少残すのだが、今回は、ホースを交換するためにリザーバータンクを一度取り外すので、上から吸い取れるだけすべて取ってしまって問題ない。

リザーバータンクを空にして、きれいにふき取った状態。

この状態で、ホースを交換するために、一度タンクを取り外す。ホース内に残ったフルードが出てくるため、バイクにつかないようにしっかりと受け止める。

その後、TYGONのクリアホースに交換し、再び取り付ける。クリアホースはちょうど合う長さに切り、調整する。

もともとついていた黒いホースと、内径は同じ8mmだが外形が細くなっているため、元のクリップは使用できない。今回、付属してきたクリップを装着したが、元のものより細くて、留める力を維持し続けられるのか、少し心配である。

タンクを取り付けたら、ブレーキフルードを入れ替える。

本当は、種類の異なるフルードが混ざってしまうのは良くないので、古いものをすべて抜き取ってから、新しいものを入れるべき。

しかし、プロのメカニックでなければエア抜きが困難なので、今回は、新しいもので古いフルードを押し出して入れ替える。

タンクの中に新しいフルードを入れ、ブレーキレバーを握る。同時に、ブレーキキャリパーについているフルード抜き用のナットを緩めると、そこから古いフルードが抜けてくる。フルード抜き用のバルブには、ワンウェイバルブの付いたチューブを取り付け、逆方向にエアが逆流しないようにする。

タンクにためたフルードが減って来たら、フルードをつぎ足す。エアが入るくらいまで減ることのないように注意する。この作業を、新しいフルードが出てくるまでくり返す。

また、バルブを緩めずにレバーを握り、少しずつ地道にエアを抜く。徐々にレバーの握りが硬くなり、スポンジーさが消えてくる。

Ninja100SXの場合ダブルディスクなので、片方のキャリパーが終わった後に、もう一方のブレーキフルードも同じ手順で交換する。

最後に、まだ握り心地が気になる場合は、ゴムバンドなどでレバーを一晩握った状態で固定しておくと、わずかに残ったエアが抜ける。

ただし、それでもバルブ内のエアをゼロにするのは素人では困難であるため、走っている間にわずかにエアが出てくることもある。

以上でフルード交換は完了。

車体がそれほど古くないので、廃油の色もきれいなままである。上の方は今回入れたグリーンのフルードである。

最後に、デイトナのマスターシリンダーキャップを取り付けて完了である。

そのうち車体をゴールドでとそうしようかと思っているため、キャップの色はゴールドにしたが、グリーンとゴールドは合わないな。。。

まとめ

今回はNinja1000SXのブレーキフルードとリザーバータンクホースを交換した。地味な変更だが、なかなか時間のかかる作業である。

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