ゲレンデ紹介-富士見パノラマリゾート

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首都圏近郊のゲレンデを紹介するゲレンデ紹介シリーズ。今回は富士見パノラマリゾート!長野県の諏訪にあるスキー場である。

今まで一度も行ったことがなかったのだが、今回初めて行ってみると、なかなか特徴的なゲレンデであった。

1.富士見パノラマリゾート ゲレンデ紹介

1-1.富士見パノラマリゾート コースの特徴

まずはコースの特徴から紹介しようと思うが、富士見パノラマリゾートのコースはシンプルで特徴的。

8人乗りのゴンドラが1本走っており、そのゴンドラに沿うように全長約3,000mのコースがある。それ以外には山麓部分に2つの初心者向きコースとリフトがあるが、コース長はそれほど長くない。

大きくはこの3本のコースとなっているため、非常にわかりやすい。初心者は山麓のゲレンデ、中級者以上はゴンドラを使用すればよいわけである。

注意したいのはこのゴンドラを使用するロングコース、各所にかなり急な部分がある。急な部分、緩い部分がきれいに交互にくるようなコースである。中級者でもまだレベルが低めの人には厳しい部分もあるかもしれない。

1-2.パノラマ景観と雪質に関して

富士見パノラマリゾートだが、晴天率が85%となっており、快適に滑れる確率が高い。加えて、周りが開けているので山頂から山麓へ降りてくる際の景観が非常に良い。名前についている通りのパノラマが楽しめる。この点は、このゲレンデの非常に特徴的な点である。

しかし、晴天率が高いということは降雪量が少ないということでもある。また、立地も関東圏でスキー場が密集している群馬の沼田や栃木の那須塩原などよりもずっと南に位置しているため、気温も高い。

コースを滑っているといたるところに氷雪機があり、雪質も人工雪特有の砂のようなものという印象。3月頭に行ってみたのだが、春スキーのようにシャバシャバした滑り心地だったので、あまり滑りやすいとは言えないのが欠点でもある。

1-3.ゴンドラに関して

8人乗りのゴンドラは富士見パノラマリゾートのシンボルともいえる。このスキー場はどちらかというと子供連れファミリーの来場者や初心者スノーボーダーが多く、初心者向きの2つのゲレンデが比較的混んでいる。

一方、山頂まで行けるゴンドラのほうは使用ユーザーが少なく、一度上まで上がると降りてくるまで時間がかかるということもあるため、混まないこと多い。結果的に、がっつりと練習したいユーザーには非常に利便性が良いゲレンデである。

また、山頂部分にはスノートレッキングコースがあり、スキー、スノーボードをやらない人でもスノーシューを持って山頂に上がっていた。犬を連れて上がっている人も結構いたのだが何か特別が理由があるのだろうか。。。

1-4.サロモンレンタル

富士見パノラマリゾートはレンタルもしっかりとしている。サロモンステーションがありサロモン製のスキー、スノーボードをレンタルすることが可能。

市販されているものとは違うようだが、かなりきれいな状態の板がそろっているので、レンタルクオリティとしてはかなり高い。

2.アクセス

ここまで記載していなかったが、富士見パノラマリゾートは首都圏からのアクセスが非常に良い。中央自動車道の諏訪南I.Cから10分かからないでアクセスできるため、新宿からだと2時間かからないでアクセスできるだろう。

電車で行く場合はJR中央東線「富士見駅」が最寄りである。特急に乗っても、2時間以上かかるので、正直車かバスの方が便利である。

バスはオリオンツアーやビッグホリデーなどからパッケージプランが出ているので、利用すると安くて便利。かなりコスパが良いパッケージだと思う。

3.リフト料金

リフト料金は1日券が¥4,700のほか、午前券、午後券が¥3,700である。トップシーズン中の金、土、祝前日はねいたーの営業もやっている。

ゴンドラ1回券は¥1,350だが、これは片道。スノートレッキングをする場合などは往復券が¥1,650である。

4.まとめ

今回富士見パノラマリゾートに初めていったが、1本あるロングコースとゴンドラ、パノラマ絶景が非常に印象的なゲレンデであった。

雪質は少し残念だが、首都圏からのアクセスも良いので、ちょっと移動がつらいときには十分練習用として利用できるスキー場だろう。

ホームページにはパークがあると書いてあるのだが、3月頭に行ったらキッカーは存在しなかった。ジャンプ目当てではあまり使えないので注意。

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