設計担当顔合わせ
2021/8/7(土)
お盆休み前の土曜日、16:00から積水ハウスで建築プランの打ち合わせ。この日は、いよいよ設計担当との初の打ち合わせだった。
聞いている話では、20代後半の女性設計者とのこと。1級建築士の免許を取ったばかりとのことで、実力に不安を感じる。
この日は、今まで営業と話していた間取りを、図面にして持ってきてくれたので、それを説明してもらった。
1階
1階に関しての大きな議論点は、リビングの窓にある造作天井。
部屋の見え方として、床と天井が、それぞれ外のウッドデッキおよびキャノピーへとフラットにつながっていくというつくりにしたかった。積水ハウスは”スローリビング”といって訴求しているスタイルである。
また、天井は板張りにして、キャノピーとつながっているような見せ方にしたい。
この2つによって、イメージ的には、窓によって隔てられてはいるものの、半屋外のようなリビングになり、開放感あふれる広い空間という見せ方になる。
スローリビング
積水ハウスが提案してきた、造作天井は、窓際1mの部分の天井を20cm下げ、その部分を木調にするというタイプ。20cm下がる境目部分は間接照明が入る。
このタイプのリビングも何度か見たが、初めて見た際の第一印象は、外のキャノピーが内側に刺さり、屋内に1m分突き抜けて出てきているように見える。正直、少し変である。
というわけで、造作天井はやめ、木調天井はリビング前面に広げるという案も検討してほしいと要望。間接照明が入るのはうれしいので、案を見てからどちらにするか考えたい。
2階
2階に関しては、前回、書斎を南側に持ってきて、洋室二つを西側面の南北方向に移動した。この日は出来上がってきた図面を基に、間取りを微修正。
まずは、寝室と書斎の間に天井部分は開けた立壁を作成し、壁で隔てつつもつながっているような空間にした。1部屋だが、寝室の奥が書斎になっているようなイメージである。
また、書斎の入り口は引き戸にしたかったので、間取りを微修正。引き戸を開けておけば、階段を上がってきた際、南側の窓が見えるようにしたい。
あとは、全体的な窓の仕様を確認。うちは残念ながら準防火地域となるため、1階は隣地境界から3m、2階は隣地境界から5mの範囲にある窓は防火仕様である必要がある。
具体的には、熱で割れた際の飛散防止用の菱形ワイヤーが入っているものにするか、窓の外側に防火シャッターを取り付ける必要がある。
最近はワイヤー無しの防火窓もあるらしいが、サイズバリエーションが少なく、積水ハウスでは基本的に使えない模様。
どれを選んでも結局お金がかかるので、首都圏は本当に住みにくいと思う。土地を選ぶ際に準防火地域ということまで気にしなかったなぁ。