[19-20スノボ試乗会]アルペングループ試乗会レポート

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今年もスノーボード次期モデルの試乗会に行ってきた。日程と場所の都合で2019/3/23,24に水上宝台樹で開催されたアルペングループの試乗会に参加し、主要モデル何本かに乗ってきたのでレポートする。

1.アルペングループ試乗受注会

アルペングループが開催する試乗会は全国各地で複数回行われる大規模なものである。取り扱いブランドはアルペングループが取り扱っているものとなるため、決して多くないがBURTON、SALOMON、ALLIAN、CAPiTAといったメジャーブランドは試乗できる。

また、受注会と兼用で、ここで注文予約まで行うとかなり(25%off程度)安く購入できるという特徴もある。筆者は昨年ROME SDSのボードを25%offで購入した。

2.主要ブランド試乗レビュー

今年も主要ブランドの主要モデルを中心に何本か試乗した。基本的にオールラウンドで使用できる板となっている。

現在筆者が使用しているのは、ROME SDSのNational。オールラウンドモデルの中でも、ある程度の硬さがあり、ぎりぎりトリックもできるというレベルの板である。

BURTON以外ではいつも使用しているFLUXのDSWをビンディングとして使用。

ちなみに昨年の試乗会レポートでも主要モデルのレポートをしている。
http://hasenora.com/spazio_morispo_test_ride/


(3月末だがかなり雪が降っており寒かった)

2-1.ALLIAN Prism LTD 152

非常に雪が降っていたせいでデザインがよくわからず申し訳ない。。。

まずはALLIANから試乗した。代表モデルはPrismだが今回試乗したのはPrismのLimitedモデル。デザインが通常のPrismと異なる他、内部にカーボンファイバーが使用されており、反発の仕方が若干違う。硬さのあるクイックなものになるとのこと。

乗ってみた感じはやわらかく軽さもある。足裏感覚がかなり良いのはおそらくこのやわらかさのためだろう。反発力はROMEのNationalほどないが、トリックはしやすいし、かなり扱いやすいので入門者にも向いている板である。非常にバランスの良い教科書通りの板という印象。

2-2.CAPiTA THE OUTSIDER 152

CAPiTAの代表モデルはDOAというものなのだが、今回はTHE OUTSIDERというモデルに乗った。DOAは乗りやすいのだが、非常にやわらかい板である。ALLIANのPrismよりさらにやわらかいといっていい。今回Prismに乗ってみてバタつきが気になったので、少し硬めの板に乗ってみることにした。

THE OUTSIDERは乗ってみた感じ軽くてある程度の反発力もあり、非常にバランスがいい板である。ソール表面には浅めのストレートストラクチャーが入っている。

塗装面はアクリルコートのようなツルツル面ではないが、ある程度のツヤはあるのでステッカーは貼れるだろう。

プレスもでき、反発力もある、いい意味で特徴のない調子のよい板である。筆者が初めての1本として購入するならこの板にするだろう。

2-3.BURTON CUSTOM 154

知っている人も多いであろうBURTONの代表モデル。オールラウンドに使えるいたとして不動の人気を誇っている。平野歩夢が使用していることでも有名。

乗ってみた感じは、正直素晴らしい。反発力はあり、カービングのやりやすさもピカイチ。不思議なくらい滑りやすい板である。他と比べた時の欠点は、重さがある点、少し固めな点あたり。プレスが好きなプレイヤーにとっては若干の難点である。

ちなみにCUSTOMではビンディングをBURTONのMARAVITAにしている。

2-4.YONEX SMOOTH 152

YONEXのオールマウンテンモデル。YONEXのハイエンドモデルはREVというものなのだが、会場になかったので、かわりにSMOOTHに乗ってみた。

実はYONEXの板に初めて乗ったのだが、なかなか乗りやすい。特にカービングはかなりやりやすい。トリックもある程度できる、まさにオールマウンテンのボードという印象。

また、このモデル、滑り心地がCUSTOMに似ている。今回乗った中では一番CUSTOMに似ていると言っていい。ただし、決定的に違うのが重さ。CUSTOMに比べると非常に軽い。筆者は一概に軽い方がいいとは思っていないのだが、軽い板の方が好みの人にとってはハマる板なのだろう。

YONEXは、さすが自社工場を持っているだけあって、特徴的な板をつくってくると感じた。

2-5.SALOMON ASSASSIN PRO 152

最後に乗ったのはSALOMONのASSASSIN PRO。こちらはSALOMONの代表モデルのひとつなのだが、そこそこ今回乗った他のモデルと比べてそこそこ硬い板になる。BURTONでいうところのCUSTOM Xに似ている。

反発はあるがプレスはかなりやりにくい。フリーラン向けの板としては安定の性能を持っているといった印象の板である。

3.まとめ

今回乗ったのはこの5モデル。5モデルしか乗っていないため、どの板が板がレベルが高くおすすめというランキング化はしないでおこうと思う。どの板も特徴があり、個々人のプレイスタイルによっても善し悪しは変わってくるため、レビュー部分を板選びの参考にしてもらえればと思う。

筆者はBURTONのCUSTOMを予約注文した。このモデル、いつか買おうとは思っていたのだが、あまりに持っている人が多いため長年手を出さなかった。近年、めぼしい板にはかなり乗ってきたので、そろそろBURTONを1シーズン使ってもいい頃かなと。

ちなみに、この試乗会で受注予約するとBURTONであっても25% OFFで購入できる。シーズンインのタイミングで最新モデルをこれ以上安く買える方法は他にないので、かなりおすすめの購入方法である。

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