日本で一般的なカルボナーラは牛乳や生クリームを使用するタイプのものだが、イタリアの特にミラノの地方でカルボナーラと言えばチーズと卵のみを使用するもの。
ミラノ風のカルボナーラは意外と簡単にできるので作り方を紹介しよう。
材料 4人前
- パスタ 400g
- ※チーズ 200g
- ベーコン 200g
- 卵 4個
- 粉チーズ 大さじ2
- 塩(パスタをゆでる用) 適量
- こしょう 適量
- (タマネギ 1/2個 今回は食べたくて入っています)
※チーズはプロセスチーズでもピザ用のミックスでもいいが、最終的な味が変わってくるので、好みのものを。
1.まず、パスタをゆでる準備。水を鍋にたっぷり入れ火にかける。
沸騰したら塩を入れる。大さじ1程度入れてしまって大丈夫。
2.お湯が沸騰したらパスタを入れる。
ゆで上がったら、ゆで汁をお玉で2杯分取っておく。
3.フライパンに火をかけて、中火でベーコンを焼く。
しっかり焦げ目がつくくらい焼いてOK。
今回はタマネギも食べたかったので入れてある。
日本でカルボナーラと言えばベーコンしか入らないが、イタリアのカルボナーラでは野菜が入るものも実は多かったりする。タマネギは甘みがあって結構おいしい。他におすすめはホウレンソウあたり。
4.具材に火が通ったら、こしょうをたっぷりと振る。カルボナーラはこしょう強めでもおいしいため多めで問題ない。
5.こしょうを振ったら、先ほど取っておいたパスタのゆで汁をお玉で2杯分入れる。
火は中火のまま。ここで入れた量がソースの量になるので、少ないようならお湯を足す。
6.チーズを入れて溶かす。今回はピザ用のミックスチーズを使用。
7.ミックスチーズが溶けたら、粉チーズを加えてこれも溶かす。
8.火を止めて、パスタを加え、ソースとよく絡める。
9.皿に盛り付け、卵黄を真ん中に乗せたら出来上がり!
ミラノ風のカルボナーラは通常のものより濃厚なチーズが特徴。カルボナーラ敷居が高いと思っている人もいるが、作ってみるとそれほど手間のかかる料理ではないので、ちょっとしたときに作ってみてはいかがだろうか。