2022/3/9(水)
この日は、グリーンポイント(グリーン住宅ポイント)で交換した洗濯機を受け取るために現場を訪問。
グリーンポイントはグリーンな社会の実現と、新型コロナウイルスで落ち込んだ需要の回復を目指して、一定の省エネ基準を満たす住宅を購入した人に対して、政府が交付してくれたポイントのこと。2021年末まで実施されていた。
我が家はこの制度の対象となり、40万ポイント付与されていた。
交換品はかなりいろいろなものがあったが、洗濯機を新調したかったため、とりあえず洗濯機を交換。
ただし、グリーンポイントの交換商品は、制度終了に伴う受け取り期限があり、入居してからの受け取りでは間に合わなかった。
洗濯機は引っ越しの際、大型荷物になり運ぶのが手間であるため、できれば新居のほうに届けたい。
そこで、現場監督に相談したところ、内装がほぼ完成した3月以降であれば、引渡し前に運び入れても構わないと言われたため、本日、洗濯機の受け取りのために現場を訪問。
ウッドデッキ下コンクリート完成
4日前に来たばかりなので、あまり様子は変わっていないが、外構は以前より少し進んでいた。
まず、玄関前は階段に手すりが設置され、サイクルポート用の支柱と機能門柱を立てているところであった。
階段に続く道のインターロッキング(ブロック)も設置を始めている。このインターロッキングはひとつひとつ手作業で設置していくので、結構地道な作業に見える。
庭のウッドデッキができる部分の下には、コンクリートが設置されていた。
結構きれいに仕上がっている。
また、建物には電線が引き込まれていた。図面を見ても、どの位置からどのように引き込まれるのかが読み取れなかったのだが、電気施工者に聞いたところ、玄関上の位置から引き込まれるとのっことだった。
玄関上の壁面に、ワイヤーフックのようなものを介して、電柱からの配線類を留められるようになっており、電線や電話線が引き込まれる形。
なんか、いかにも取り付け金具のようなものが壁面についているので、もう少しスマートな形で引き込めないものだったのだろうか。。。
まあ、どの家も似たような形で引き込んでいるので、仕方がないのかもしれないが。
玄関前には玄関ポーチ照明が取りついており、玄関周りの建物は完成していた(前回訪問した際に既に取りついていた)。
ただ、取りついている位置がこちらの想定よりもかなり上になっている。
照明の上の部分は軒裏にほとんど当たっているような距離感である。
この照明は、施主支給、積水ハウス取り付けとしていたもので、妻がかなりこだわって見つけてきたもの。
取り付けの高さまで指定しなかったので、仕方ないと思ったのだが、取り付け位置が高いのがよほどショックだったようで、現場監督に相談したところ、補修することも可能だと提案された。
外壁には既に配線用の穴があいているが、外壁専門の補修屋がいるようで、配線穴程度のサイズであれば、美観上も問題なく取り付けなおすことが可能とのこと。
本当にそんなことができるのか疑問だったが、補修屋を手配してもらうことにした。
屋内確認
屋内は、本日電気が通っていたため電気をつけてみることができた。間接照明など、なかなかいい感じである。
また、ずっと取りついていなかったリビングのニッチが今回取りついていた。
しかし、予想以上に背面パネルが地味。白い板になっている。どうせなら、他と同じ壁紙でも貼ってくれればいいのに。一か所、まだ取りついていないスイッチの部分には、床暖房のスイッチが来る。
玄関のダウンライトは、前回位置が違うと指摘したため、修正中であった。こういったつぎはぎ箇所を見ると、あまり後から修正して作り直さないほうがいいのだろうという印象を受ける。
駐車場コンクリート
2022/3/12(土)
この日、現場に来てみると、ついに駐車場部分のコンクリートを作成していた。
前回までは、コンクリートを流し込む前の砂利が敷いてある状態だった。
今回は、表面にコンクリートを流し込み、固める作業を行っている。見た感じ、平らになっていて、きれいにできている印象。
手前のビニールが貼ってある部分は、洗い出し加工で表面に凹凸感を出したコンクリート。基本的にはデザイン性をよくする目的で、積水ハウスの外構にはよく見られる。
また、奥のサイクルポートに屋根がつき、完成している。
門柱にはポストと宅配ボックスがついた。最終的には、表札がついて、門柱が完成する。
竣工検査 ホームインスペクション
2022/3/21(月)
この日は、引渡し前の竣工検査。引き渡し日は、契約書上3/27の予定なので、だいたい1週間前である。
竣工検査は、引渡し前に施主が建物をチェックして、不備、不良、キズ、汚れなどが無いかを確認する日。
竣工検査に際して、施主だけでは確認が難しい点もあるため、ホームインスペクション業者を手配することにした。
ホームインスペクション業者はいろいろあり、大まかな診断内容は同じなのだが、細かい部分で少しずつサービス内容に違いがある。
派遣する人材が、ホームインスペクターズ協会認定の住宅診断士であるかどうか、診断した結果、修正必要箇所をその日のうちに指摘してくれるかどうかなどは、注意したいポイント。
新築引渡し前の竣工検査の場合は、引渡しまで日数があまりないため、すぐに教えてもらわないと、修正が間に合わない場合がある。
最終的に依頼したのは日本建診株式会社という業者。
この業者は、「仕上げ検査」というオプションを提供しており、申し込むと壁紙など仕上げ状態を専門に確認する診断士が追加で派遣される。
また、施主ではなかなか確認できない、床下や屋根裏の確認をやってもらいたい。
というわけで、これらのオプションをつけて金額は105,000円。
1戸建てスタンダード診断 55,000円
オプション 50,000円
(床下詳細調査+屋根裏詳細調査+仕上げ検査)
本当は、外構調査 8,500円を追加したかったのだが、検査日当日にまだ外構が完成しておらず、実施してもらうことができなかった。
竣工検査日当日に、施主、現場監督、ホームインスペクション業者が集まり、確認開始。
業者は挨拶と簡単な流れを説明した後、サクサクと確認を行っていく。並行して、施主側による確認を進める。
正直、建て始めてから毎週現場を確認し、不都合箇所はその都度監督に指摘していたので、修正箇所はあまり多くなかった。
検査自体は約2時間で完了。確認後、業者から口頭で診断結果と指摘事項を伝えられ、数日後に画像付きの報告書を提出してくれた。
指摘事項はどれも軽微なもので、大きな問題は確認されなかった。
安心した一方で、インスペクションの金額的には10万円かかっているので、多少残念。
中古販売の場合にはおそらくたくさん出てくるので、実施したほうが良いのだろう。加えて、現場を毎週訪問して思ったが、(少なくとも神奈川地域の)積水ハウスは、比較的、職人の技術力や施工現場管理力が高い印象を受ける。素人が見ても、出来上がったものの品質がいいのが分かる。
安心を買うという意味ではホームインスペクションは価値があるが、積水ハウスで新築を建てる場合には、必ずしも必要ではないと感じた。
ちなみに、インスペクション業者が屋根裏(小屋裏)に上がっているときに、中を見せてもらった。
初めて見たが、三角屋根の形状に鉄骨が組まれており、天井との間に断熱材が敷き詰められている構造。
普段は、もう見ることが無いが、屋根裏をのぞけば、内部が鉄骨構造なんだと改めて実感できる。