[19-20]メンズスノボウェアブランド紹介とおすすめモデル

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スノーボードウェアはかなりブランド数も多く、デザインも豊富に存在する。というのも、板やブーツに比べて購入客が多く市場が大きいためである。板やブーツはレンタルでいいけれど、ウェアはオシャレで自分の気に入ったものがほしいという人も多い。

スノーボード用として販売されているウェアなら機能的な違いはそこまで無く、ブランドネームによって価格が決まっているものも多いのだが、Spec上、気にしておきたいのは耐水圧と透湿性。詳しくは下記の記事にまとめたので参考にしてもらいたい。

これを読めば安心 スノーボードの選び方基礎:ウェア

1.BURON(バートン)

バートンは説明しなくても知っている人が多いであろうブランド。スノーボードの総合メーカーとしては世界シェアNo.1となっており、技術力、品質ともに一流と言って良いものを持っている。

ウェアブランドとしてのバートンはスノーボード用の機能的なもののほか、サマーシーズンの洋服も展開するアパレルブランドとしての一面を持っている。メンズスノーボードウェアのデザインは全体的に落ち着いた色合いのものが多く、派手なデザインはあまりない印象。蛍光色を使用したデザインなどはほとんどないため、派手目なものがほしい人は無条件で他のブランドを選んでよいだろう。

また、バートンには「AK」と呼ばれるラインナップがあり、機能性を重視し最高峰のパフォーマンスを発揮できるものとなっている。AKの語源はアラスカから来ているらしい。

2.Volcom(ボルコム)

1991年アメリカのカリフォルニアで誕生したアパレルブランド。スノーボード、スケートボード、サーフィンの「3Sカルチャー」を中心に商品を発表しており、アパレルのみならずアート、音楽、ムービーなどを世界中に発信している。

日本でもかなり有名なブランドで、ボルコムの独自店舗やアウトレットも存在している。スノーボードウェアもクオリティが高く、若者を中心に人気の高いブランド。メーカーロゴの「ボルコムストーン」は有名なので見たことのある人も多いだろう。

ボルコムはシルエットが特徴的。細身のスタイルで、肩のあたりからストンと落ちるような形を描いていているためか、丈が少し長めの印象を与える。

3.AA HARDWEAR(ダブルエーハードウェア)

国内のブランドとして人気も知名度も高いダブルエー。デザインはシンプルかつカジュアルなものが多いが、一目でダブルエーとわかるような存在感がある。初心者から上級者まで幅広く使用されており、コアなファンも多くいる。

国内ブランドというだけあって日本人の体格にフィットするケースが多い模様。

4.QUIKSILVER(クイックシルバー)

もともとはサーフィン用のウェアブランドとして1969年に立ち上がったオーストラリアの老舗ブランド。スノーボードウェアのマーケットには1986年から参入している。当時地味なデザインが多かったスノーボードウェア市場にネオンや原色を取り入れた柄のウェアをリリースして注目を浴びた。

現在は、色合い的には比較的落ち着いたが、柄もののデザインが多い印象を受ける。スノーボードウェアのシェアとしてもかなり上位にランクインしており、人気の高いブランドだ。

5.686(シックスエイトシックス)

初めてみる人は、一瞬読み方が分からないかもしれないが、正式にはシックスエイトシックス。日本では通称「ロクハチ」と呼ばれることが多いブランド。1992年にアメリカのロサンゼルスでマイク・アキラ・ウェスト氏によって立ち上げられた。686というのは彼自身の記念日を組み合わせたものらしい。

地元アメリカではTop3に入るほどの人気で、日本でもショップで見かけることが多いブランド。特徴的なブランドネームとロゴがキャッチーで一目見ると記憶に残るものとなっている。

メンズウェアのデザインとしてはオーソドックスな冬山ウェアという見た目のものが多く、パンツは機能的でゆったりしたものが多い印象。

6.kissmark(キスマーク)

キスマークはアルペングループが展開するウインタースポーツブランド。ウェアブランドはアパレル専門メーカーも多いのだが、さすがにアルペングループが手掛けているだけあってスポーティーで機能的なウェアを大量に生産している。

デザイン的にはシンプルで大衆受けがいいようなものが多い。また、パンツの形状が少し特徴的。メンズスノーボードパンツはダボッとしたルーズスタイルか、すっきりしたブーツカット形状が現在の主流なのだが、キスマークのパンツは比較的すっきり目なストレートシルエットのものが多い印象。スキーウェアも広く取り扱っているのでその影響もあるのかもしれない。

価格面でもかなり抑えられているため、デザインさえ気に入ればかなりおすすめのブランドである。ちなみに、キスマークの製品は通常スノーボード専門のショップには置いていない。ほしいと思った場合、オンラインショップか、アルペンショップ、スポーツデポといったアルペングループの店舗に行く必要があるので注意。

7.DC(ディーシー)

もとは1994年に誕生したスケートボード製品メーカー。そこから発展し、現在はスノーボード用品を取り扱っている。スノーボード以外のアパレルブランドとしてもかなり有名なので知っている人は多いだろう。

DCも686と並び、ブランドロゴがかなりキャッチーで頭に残る。ステッカーの展開も積極的にしているためマイボードにDCステッカーを貼るユーザーも多い。

ウェアデザインの特徴は街中でも違和感がないほどカジュアルなものが多くあるという点。パーカーチックなスタイルのものや襟付きのものなどが特徴的である。

8.ANALOG(アナログ)

バートンのアパレルブランドとして展開されているのがアナログ。ウェア以外のパーカーや帽子、グローブといった製品も多いのだが、ウェアとして使用できるモデルもある。

バートンウェアと比べると、丈が長くてオシャレだったりダウンタイプでカジュアルなデザインの製品が多くなっている。価格は基本的にバートン価格なのでなかなかの値段がするのだが、モデル数がそれほど多くなく、他の人と被りたくないユーザーはアナログを選ぶという選択肢もおすすめである。

9.Airblaster(エアブラスター)

エアブラスターは2004年にできた比較的新しいブランド。アメリカからのインポートである。コンセプトは非常にシンプルで「スノーボードの素晴らしさを広める」ということ。ウェアの他にゴーグルも取り扱っている。

エアブラスターは生産数も多くなく、あまり見かけないブランドなのだが特徴的なのは丈長のジャケット。細身のパンツと合わさってスタイリッシュなシルエットに見せてくれる。シンプルなカラーリングもシルエット重視でスタイルをきれいに見せたいという表れなのだろう。

メンズもスタイリッシュだが、レディースラインナップのデザインは本当にきれいで特徴的だと思う。

10.REW(アールイーダブリュー)

REWは日本のブランド。クオリティが高く一部海外でも販売している。パークからバックカントリーまで対応できるということを念頭に製品を開発しており、動きやすさと防寒、防水、透湿などの機能を両立している。

一番の特徴はほぼすべてのモデルにゴアテックスが使用されていること。しかも生地の継ぎ目やファスナー部分の防水テープ加工にも抜かりがない。開発も国内の夏油高原という厳しい環境で行われており、品質への妥協がない。

デザインはシンプルなものが多く、フードとの継ぎ目部分、フロントジッパーの上部にあたるところが長めなのも特徴的。

11.SESSIONS(セッションズ)

1983年にカリフォルニアでオープンしたブランド。小さなショップをオープンするという形で始まり、現在では世界中に展開する一大ブランドとなった。最新技術や、最新の流行を積極的に取り入れ常に変化し続けることで発展していった印象が強い。

デザイン面では、派手なカラーを使用したものはあまりなく、ベージュやカーキ、迷彩柄など落ち着いた色合いのものがほとんどである。一部にはパーカーのような形状のカジュアルなデザインもある。

12.HOLDEN(ホールデン)

アメリカからのインポートブランドであるホールデン。設立は2002年でマイキー・レブランク氏の手による。

ホールデンの特徴は何といっても細身のパンツ。スキニースタイルと言っても良いほどの細身で、独自のスタイリッシュさを出しているため一部にコアなファンを形成している。細身のスタイルを求めている人にはおすすめだが、購入する際はある程度の動きにくさは覚悟しなければならない。また、プロテクターを使用するユーザーも注意が必要。

ごく少量しか生産していないため、いろいろなモデルから選びたいユーザーはオフシーズン中に探すことをおすすめする。

13.MTN. ROCK STAR(マウンテンロックスター)

マウンテンロックスターは日本のブランド。独創的なアイディアから生まれるデザイン・スタイルは若者中心に人気がある。マンロクと呼ばれることもある。

ブランドデザインの特徴としては、カジュアルなものや、スタイリッシュなもの、ジャケット丈の長いもの、柄物などそれぞれ何かしらのこだわりや特徴を持ったデザインを幅広く展開している印象。

流通数が非常に少ないブランドなので、ほしい場合はシーズンインのタイミングにチェックしておきたい。

14.BILLABONG(ビラボン)

ビラボンはオーストラリア発のブランド。1973年にサーフショーツのブランドとして発足し、現在ではスノーボードウェアやアパレル製品も取り扱っている。

あまりモデル数が多くないのだが、特徴としてはカーキ配色の渋めのデザインが多い。言い方を変えると街でも使えそうなカジュアルなスタイルとも言えるので、カジュアル志向のメンズにはおすすめできる。

15.BONFIRE(ボンファイア)

アメリカポートランドに拠点を置いているブランド。変わりやすく厳しい気候の中でテストを繰り返し、通気性やドライな着心地など、より良い機能を考え開発している。

ブランドネームの由来は、次のシーズンも良い雪が降るようにという願いを込め、仲間たちと古いボードで巨大なたき火をしたことによる。

ボンファイアの特徴は「サーモア」という繊維。スノーボードウェアに求められる性能は保温性と運動性。しかし、保温性を求めて中綿をたくさん入れれば運動性が悪くなる。そこでボンファイアがたどり着いたのはサーモア繊維。サーモアは外気温が低いと繊維の密度が詰まって暖かな空気を逃さず、気温が高いと繊維がほぐれて体温を放出しやすくなるという特徴を持つ。このサーモアによってボンファイアは中綿を極力薄くことに成功した。

デザインの特徴は細身ながらも中綿を持っているため多少ふっくらしているという点。保温性とシルエットデザインをうまく両立していると感じる。

16.BLUEBLOOD(ブルーブラッド)

アウトドア用品メーカーのゴールドウィンが展開するスノーボードウェアブランドがブルーブラッド。ゴールドウィンが誇る技術をスノーボードユーザー用に最適化しデザイン性と両立させている。

ゴールドウィンブランドとしてもスノーウェアを出しているのだが、そちらは雪山登山やウインターシーズン全般に使うものとなっているのでブルーブラッドのものの方が運動性能は高い。

17.SP-design(エスピーデザイン)

SP-designは日本国内のブランド。名称は違ったが1988年に琵琶湖の畔で誕生した。国内外のアーティストやブランドとのコラボ製品を積極的に出している。また、各種大会などのスポンサー活動にも積極的である。

SP-designのラインナップにはCOLLECT MANIAというコンセプトがあり、生み出される製品の背景がきっちりわかるものづくりと、最高品質の製品を提供している。工場は北海道や岐阜などの日本国内にあり、クオリティが高い。

デザインの特徴はメンズレディース問わず、かなり細めのシルエット。現在はボタンがついていたりとカジュアルな見た目のものもある。

18.atmys(アトマイズ)

アトマイズもハイヤー社が展開する国内のブランド。派手な色合いのものが多くかなり特徴的なデザインをしている。一見スノーボードウェアではないかのように見えるがベンチレーションやパウダーガードなどはちゃんとついており、あくまでスノーウェアである。

現在は流通コストを抑えるためにオンラインショップでしか販売していない。少量生産のため完売となっているものは入手困難となる。また、17-18モデル以降、新デザインは発表されておらず販売するかも不明。リンクは過去モデル。

最後に

ウェアはそこまで機能面で差分があるわけではない。耐水圧や透湿性といった生地のスペックはものによって違いがあるが、ベンチレーションやハンドゲイターなどの工夫はどのブランドにも入っているので、好きなデザインを重視して決めるというのも良い選択だと思う。

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