【モバイル版】coincheckの登録手順

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ここ最近急激に価格を上げている仮想通貨。インターネットが普及した以上の速度で急速に発展している。本来、「国」という団体規模でしか発行が許されていなかった「貨幣」がネットの普及やセキュリティ問題の解決によって企業として発行できるようになったわけである。

言ってみれば「貨幣の民主化」ともいえる仮想通貨は、計り知れないポテンシャルを秘めており、近い将来、国が発行する紙幣などの現金が仮想通貨よって意味を成さなくなってくる時代が必ず来るだろう。

仮想通貨を取引するためには取引所にアカウントをつくり口座を開設しなければいけないが、今回日本で最も人気を集めているcoincheckという取引所にアカウントを作成する手順を記載しておこうと思う。

1.coincheckの特徴

coincheckはbitFlyer、Zaifと並んで国内では最大手となっている仮想通貨取引所。売買できる仮想通貨が2018年1月現在国内最大の13種類となっている。どれも時価総額の高い通貨となっており初心者でも手が出しやすい。

一番の特徴はサイトのユーザビリティに優れており、使いやすいという点。元々前身であった会社はWebメディアを運営していた会社である。TVCMも積極的に行っているので、利用者数を急激に増やしているという印象がある。仮想通貨取引入門者はまずcoincheckに登録してどのようなものか経験を積むと良いだろう。

デメリットとしてはBitcoin以外の通貨は販売所という形式をとっており、取引手数料が高くなっているという点。手数料面ではZaifが優れているだろう。

以前は二段階認証が導入されていないなどの欠点もあったが、現在ではセキュリティ面でも問題ない会社となっている。

2.coincheckの登録手順

coincheckに登録するにはまず新規登録ページにアクセスする。

coincheck新規登録ページ(日本語)

すると、メールアドレスとパスワードを入力するページが出るので、使用したいメールアドレス(ログインIDとなる)と設定したいパスワードを入力して、「登録する」のボタンをタップする。

すると、入力したメールアドレス宛に確認メールを送信したという表示が出現する。入力したアドレスに間違いがなければ、メールボックスに対象メールが来ているので、メールに記載されているリンクをタップすることでメールアドレスの登録が完了する。

リンクをクリックするとログインできるが、実際に取引を行うには各種の認証を完了させなければならない。まずは簡単な電話番号認証あたりから完了させよう。対象ページが開いていない場合は、「設定」メニューの「電話番号認証」から行ける。

フォームに自身携帯電話番号を入力してタップするとSMSが届くので、メッセージに記載されている6ケタの番号を入力すると電話番号認証完了となる。

次に、重要事項の承諾を済ませる。設定ページの「重要事項の承諾」をタップすると対象ページに行ける。PDF形式で各種の書類が上がっており、これらの事項に承諾する必要がある。内容をすべて確認するのは、正直現実的ではないのだが、必要に応じて確認した後、ページ下部のチェックボックスをすべてチェックして緑の承諾ボタンをタップ。

最後に、最も時間がかかりミスも多い本人確認。設定ページの「本人確認」タブをタップする。流れとしては

1.個人情報の入力
2.本人確認書類(運転免許証等)画像のアップロード
3.coincheck側の確認(3営業日程度)
4.coincheckからのハガキの送付
5.ハガキの受領

というステップで完了する。株式投資でも同様だが、この本人確認作業は法律で決まっており、完了させないと取引ができないのだが、coincheck側の確認およびハガキの受領というステップで最低でも1週間ほどはかかる。

まずは自身の個人情報の入力。基本的にはフォームに入力すれば良いだけなのだが、注意したいのは免許証等の確認書類に記載されている内容と同様のものを入力すること。特にマンションなどの集合住宅で建物名が変わったが、わざわざ免許証の住所変更手続きを行っていない人は免許証記載の内容で申請しなければ審査が通らないので注意。

入力が終わったら、本人確認書類の画像をアップロードする。運転免許証等の表面、裏面および顔写真部分と自身が写っている画像の3枚が必要になる。

IDセルフィーのフォーマット部分には「ファイルを選択する」、「カメラを起動」の2種類のボタンがあるが、「ファイルを選択する」の方を選ぶといつも使用しているカメラアプリを起動することができるため、こちらの方が使いやすい。「カメラを起動」を選ぶと、そのままウェブブラウザ上で動作するカメラアドインのようなものが動くが、使いづらいのでおすすめしない。

3種類の画像をアップロードし終わったら、確定をする。すると、coincheck側の本人確認作業が始まり、特に問題なければ数日後に確認完了のメールが届いたのちにハガキの発送手続きが行われる。

このハガキ、簡易書留の郵便として届くのだが、特に認証コードのようなものが記載されているわけではない。通常の書留郵便と同様、受領時にフルネームのサインを求められcoincheck側がその受領を確認できるようになっている。

受領確認が終わったら入出金等のすべての取引が可能となる。

3.二段階認証の設定

二段階認証とは通常のIDとパスワードによるログイン認証の他にスマートフォンのアプリを使ってセキュリティを高める仕組み。ログインや送金などの各手続きの際には対象のスマートフォンを持っている必要があるため、もしもIDとパスワードを盗まれたとしても被害にあわずに済む可能性が高くなる。

仮想通貨取引所はまだ発展途上ということもあり、二段階認証を設定するのが一般的。利用上必須ではないのだが、是非とも設定しておきたい。

※二段階認証の設定には対象QRコードを設定したいスマホで読み取るという操作が必要になるため、PCや別のスマートフォンなどの端末が必要になる。

まずは解除用にしたい端末にGoogle Authenticatorというアプリをインストールする。

Google Authenticator App Store (iPhone用)

Google Authenticator Google Play (Android用)

実際に認証解除する際もこのアプリを使用することとなる。

設定するには設定したい端末を別のPCなどからcoincheckにログインし、[設定]メニュー[二段階認証]を選択する。下記のようなページとなるので、設定するボタンを押すと設定用のQRコードが出るので、それを設定したい端末のGoogle Authenticatorアプリから読み取る。

QRコードを読み取ると端末側に6ケタの数字が表示される。この値をcoincheck側の入力欄に入力すれば完了となる。このコードは30秒ごとに変わるので、次の値になる前に入力しよう。

これで設定は完了となるが、知っておきたいのは端末を無くしたり壊れたりした際にどうすればよいのかという点。coincheckの場合はサイトの問い合わせフォームより問い合わせることで解除可能となる。

また、その他に設定する際にバックアップ用の端末をもう一台登録しておく、登録時のQRコードを画像、印刷などで控えておくという方法がある。いずれにしても登録時のQRコードを別端末のGoogle Authenticatorから読み込めば良い。

4.まとめ

仮想通貨は非常に新規性の高い投資対象物なので、今後に関していろいろなことを言うアナリストがいる。各国が規制を始めているので価格が上がらないという人もいる。しかし、ブロックチェーンが持っている技術的ポテンシャルを考えると長期的には必ず仮想通貨が普及する日が来る。

coincheckは入門者でもかなりわかりやすく便利な取引所となっているので、まずは登録からチャレンジしてみよう。

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