先日、Ninja1000SXに使用しているKawasaki純正のパニアケースが傷ついてしまったため、新しいものを購入した。
ただ、使用できる部品に関しては、今まで使っていたものから取り外して使用したほうが安上がりである。カワサキ純正のパニアケースの中で、ワンキーシステム(自身のバイクキーをパニアケースのキーに使用できるようにするキーキット)に関しては、取り外し方が分かりにくいため、今回紹介する。
カワサキ純正パニアケース
カワサキの純正パニアケースはオプションの中でも人気の商品。フルフェイスのヘルメットまで入る大容量で、ワンタッチで行える。
先日、パニアケースを傷つけてしまったので、使えるパーツは取り外して再利用したうえで、新しいものに交換する。
上部緑色のパニアケースカバーやストライプなどは、比較的取り外し方が想像しやすいのだが、問題なのはワンキーシステム。
自分のバイクキーに合うようにプレートを選び、その後、パニアケース本体に差し込むのだが、一度差し込むと固定されて簡単に外れなくなる。
このパーツも買い直すと¥5,000くらいするので、古いものから流用したい。
というわけで、今回はこのワンキーシステムを取り外してみたので、紹介する。
ワンキーシステム取り外し
ワンキーシステムを取り外すには、キーが差さっている上部のパーツを一度取り外す必要がある。そのために、まずはパニアケース内側にあるビスを取り外す。
ケース内の天面にある大型のビス4本を取り外す。このビスはトルクスタイプのものなのでトルクスドライバーを使用する。
さらにケース外側にある3つの小型ビスを取り外す。
そうすると、ワンキーシステムやケースのロック部分がついている上部パーツが取り外せる。ケース外側の3つの小型ビスの部分に両面テープが貼ってあるため、引っ張って外す。
取り外したパーツの内側部分から、ワンキーシステム周辺のパーツを外していく。
ワンキーの背面が確認出来たら、一番先端の部分が爪で留まっているのが分かる。ここをマイナスドライバーのようなもので外しながら押し込むと、取り外すことができる。
以上で、ワンキーシステムの取り外しが可能。他のパニヤケースに使いまわしたり、中古として購入したパニアケースに別のワンキーシステムを取り付けることができる。